現在話題の一汁一菜
料理研究家の土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」という本が話題となっています。
昔から一汁一菜という言葉はあり、シンプルな食生活は取り上げられてきました。
しかし、実際にはご飯と味噌汁だけという食生活は栄養不足になるのではないか、寂しい気持ちにならないか、という疑問も湧いてくるものです。
そこで、ここでは一汁一菜の進め方、シンプルな食事がご馳走になるためのアイデアといったことを紹介していきます。
一汁一菜の取り組み方
一汁一菜ということは、ご飯と味噌汁をはじめとした汁物、菜と言われるおかずというシンプルな食事スタイルを指します。
一汁一菜でもよいと言われるのは、この味噌汁に具をたくさん入れることで満足感を得ることが提案されています。
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日常的に食事を作る際、準備が大変だと思う人も多いものです。
これは作る品数が増えれば用意する食材も増えますし、必要な作業も増えることに原因があります。
そこで、食事を作るにあたって作るものを減らすことで作業を簡単にしてなおかつそこに手間がかけられるようにするというアイデアが一汁一菜の取り組みなのです。
汁物にしっかりと野菜を入れれば味噌汁だけで一汁一菜が完結することになり、これは食事を用意する負担を大幅に軽減することができます。
一汁一菜によって食への向き合い方が変わる
食育という言葉がある通り、食を通して私たちはたくさんのことを学びます。
そのため、一汁一菜にすることはこのような食を通しての勉強の機会を損なうことになるのではないかと言われることがありますが、そのようなことは決してありません。
一汁一菜にすると、食べるもの・作るものが減るために調理や食事に集中ができるようになります。
ご飯を炊くのも丁寧に準備をしたり、お味噌汁を作るのも出汁をとることからきちんと行ったり、季節の具を取り入れたりと調理でも得られるものが多くなるのです。
これはもちろん食事をするときも同じで、皆で今日の味噌汁の具は何かということを感じながら食事をすることができるので、しっかりと味を楽しんだり食事中の会話を楽しんだりということにもつながります。
テーブルを整えることで気持ちも満たされる
ご飯と味噌汁、漬物のような野菜を中心とした副菜といったラインナップではテーブルが寂しいようにも思えます。
確かにテーブルに空きスペースが多いと侘しい印象を与えてしまう部分があるのは事実です。
そこでテーブルを整えることで印象を一気に変えることができます。
調理するものが減ることで、今まではおざなりになりがちだったテーブルコーディネートまで考える余裕が出てきます。
使用するお皿と箸置き、湯飲み、ランチョンマットといったものをその日のメニューに合わせてトータルでコーディネートすることで一気に食卓の印象が変わり視覚でも食事を楽しむことができるのです。